中央青山の神田容疑者、カネボウ粉飾で容疑認める供述

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 カネボウ粉飾決算事件で、同社の連結決算の粉飾に関与したとして、証券取引法違反有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕された中央青山監査法人公認会計士、神田和俊容疑者(55)が東京地検特捜部の調べに対し、容疑を認める供述を始めたことが21日、関係者の話で分かった。

 神田容疑者は今月13日に特捜部に逮捕され、「粉飾は巧妙で見抜けなかった」などと全面的に否認していたが、関係者によると、粉飾決算を認識していたと話し始めているという。一方、同容疑者とともに逮捕された会計士、佐藤邦昭容疑者(63)らは否認しているとみられる。