2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 公認会計士・監査審査会、まず監査法人の業務内容検証に重点

公認会計士・監査審査会は30日、今後の活動の進め方などを盛り込んだ基本方針を発表した。業務開始の初年度となる2004年度は、日本公認会計士協会が監査法人の業務内容が適切かどうかを調べる「品質管理レビュー」についてきちんと機能しているか集中的に調…

 EU、日本の会計基準の有効性を評価へ

【ロンドン=田村篤士】欧州連合(EU)は29日、欧州市場に上場する日本、米国、カナダの企業に自国の会計基準の継続利用を認めるかどうかの判断作業を開始した。2005年から欧州企業に義務付けられる国際会計基準(IAS)と比較し、IASと同等の水準と…

 監査先企業へ立ち入りも・公認会計士・監査審が方針

金融庁の傘下の機関として4月に発足した公認会計士・監査審査会は活動の基本方針をまとめた。内部の管理体制に問題があると判断すれば監査法人だけでなく、監査先の企業も立ち入り検査の対象とすることを明記。日本公認会計士協会への勧告などを通じて3年で…

 「不正会計に関与せず」と弁明・エンロン元会長

【ニューヨーク27日共同】会計スキャンダルを引き金に2001年12月に米企業史上で最大規模の負債を抱え経営破たんした米エネルギー大手エンロンの創業者、ケネス・レイ元会長が米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで「不正会計には関与せず、いかなる…

 企業会計審、簡易な監査を可能に・基準のたたき台作成

金融庁の企業会計審議会は24日、公認会計士が通常の監査よりも簡単な手続きで企業の財務諸表などを点検する業務について、枠組みを示す意見書をまとめた。決算を四半期ごとに開示する動きが企業に広がっていることを受け、通常の監査とそれ以外の簡易な監査…

 繰り延べ税金資産規制、導入は05年度以降・金融審

金融審議会(首相の諮問機関)は22日、銀行が将来の税還付を見込んで資産に計上する繰り延べ税金資産の規制に関する報告をまとめた。繰り延べ税金資産の算入を適正化する規制の必要性については一致したが、導入の時期は銀行の不良債権比率半減目標が達成さ…

 リロHLD、中央青山と提携・セミナーなど共同実施

転勤留守宅管理のリロ・ホールディングは中小企業の経営支援事業で中央青山監査法人と提携した。経営セミナーやコンサルティングを共同で実施。福利厚生代行や財務・会計など互いの得意分野で顧客の中小企業を紹介し合う。 リロ・グループで福利厚生代行のリ…