社長との共著で 決算「いくらでもいじくれる」

産経ニュース

 宮内取締役は、このほど出版した堀江社長との共著で、企業決算について「インチキして対外的によく見せようと思えば、バランスシートなんかいくらでもいじくれるわけですから」と述べていた。

 ただし、粉飾決算などをしても「プロには絶対分かっちゃいます」と指摘。ライブドアは会計士のチェックが入るため「全く意図的な部分が入る余地はない」と決算操作を強く否定している。

 売掛金などを操作することで利益のかさ上げを図ることは、古い手法で「バレちゃいますから」と指摘。今回、疑惑が出ている子会社との架空取引を通じて利益を膨らませる手法への言及はなかった。

 またライブドアの経営戦略について、「高い時価総額を維持すれば企業買収で世界制覇できる」と述べている。