ライブドア、決算粉飾に会計士が関与・執行役が指示

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　ライブドアの証券取引法違反事件で、2004年9月期連結決算の粉飾に伴う不正な経理操作を、同社の経営企画管理本部担当の女性執行役が公認会計士に指示していたことが23日、関係者の話で分かった。横浜市のコンサルタント会社社長を務めていた会計士は、以前はライブドアの監査を担当するなど関係が深かったといい、執行役の指示に従い子会社化予定の2社の預金付け替えを実行したとされる。

　東京地検特捜部は、会計士らからも事情聴取を重ねており、果たした役割を詳しく解明するとともに、前社長、堀江貴文（33）、取締役、熊谷史人（28）の両容疑者＝証取法違反（有価証券報告書の虚偽記載）容疑で逮捕＝らとの協議の内容についても慎重に捜査を進めているもようだ。